「環状オリゴ糖(シクロデキストリン)」について調べてみた。 | 太りたい人にオススメのプロテインとマルトデキストリンの効果

環状オリゴ糖 シクロデキストリン

「環状オリゴ糖(シクロデキストリン)」について調べてみた。

「難消化性デキストリン」の粉末を別記事で紹介していますが、その中に「難消化性サイクロ(シクロ)デキストリン」というものがありました。これは「環状オリゴ糖」とも呼ばれています。この記事では「環状オリゴ糖(シクロデキストリン)」と呼ばれるものについて簡単に解説します。

以下、名称に関してはそれぞれのサイトに準じたものにしています。通常の「難消化性デキストリン」については以下の記事をご参照下さい。

オリゴ糖は単糖類が2~10個結合したもの

シクロデキストリンは「環状オリゴ糖」とも呼ばれますが、そもそもオリゴ糖というのはブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)などの単糖類が2~10個結合したものの総称で、その種類は数千種類にも及びます。別記事でパラチノースも解説していますが、これもオリゴ糖の一種になります。

「難消化性サイクロ(シクロ)デキストリン」はどう解説されている?

「ノンメタファイバー」という製品では次のように解説されています。

①油分の排除量が換算できる!
食事由来の油脂肪ならシクロデキストリン1gに対して、重量で約9倍の9gを包摂排除。本品1包なら約45gを吸収排除。
②炭水化物や甘い糖の分解糖化を軽減!
炭水化物や甘い糖の2糖は分解酵素によって分解糖化(グルコース化、ブドウ糖化)され、体内へと吸収されます。シクロデキストリンはこれらの分解酵素を包接し、酵素を失活させることで、糖質の分解糖化の軽減をサポートします。

健康食品の原料屋で販売されているサイクロデキストリンでは次のように解説されています(一部引用)。

粘着性のある難消化性サイクロデキストリンは、消化管内でもこのバケツの中に糖類や油脂系のものを抱え込んでくれると言われています。そのうえ難消化性ですので、消化されずに糖分や脂分を吸着し、一緒の外に出してくれます。

更にサイクロデキストリンの種類が3つあり、それらが配合されていることが説明されています。少しわかりにくく、雑に感じます。次は企業サイトで公開されている説明と見てみます。

企業サイトではどのように解説されているか?

株式会社シクロケムの公式サイトでは「シクロデキストリン(環状オリゴ糖)」について詳しく解説しています。頭文字をとって「CD」とも書いています。

工業的に生産されているCDは3種類です。ブドウ糖が6個環状になったα(アルファ)-シクロデキストリン、同7個のβ(ベータ)-シクロデキストリン、同8個のγ(ガンマ)-シクロデキストリンです。

更にこの3つのデキストリンの特徴について次のように解説しています。

  • α-シクロデキストリンは水溶性、難消化性。
  • β-シクロデキストリンは難水溶性、難消化性。
  • γ-シクロデキストリンは水溶性、消化性

3種類に分かれているのは興味深いものですが、粉末として楽天などで販売されているものは3種類を配合していると書いているものもありますが、そうでないものもあります。また、食品としてだけでなく、それ以外での用途もあるのが分かります。

更に、ADI(摂取上限値)に関しては、通常の難消化性デキストリンと同様、日本では上限のないものとして扱われています。

シクロデキストリンを含む製品

株式会社シクロケムの公式サイトでは、いくつか製品を紹介しています。

Q6. シクロデキストリンは、実際私たちの生活の中で、どんな製品に使われていますか?
A6. 皆さんがよくCM等でもご存知の特保カテキン茶で有名な花王「ヘルシア緑茶」、「ヘルシアウォーター」、伊藤園の「カテキン緑茶」や、P&Gの「ファブリーズ」が代表的ですが、「ウコンの力」、「ユンケルQ10ゼリー」、グリコ「ブレオ グリーンアップル12粒」、「小岩井 ミルクリッチティー」、「リプトン リモーネ」、「練りわさび」の他、薬やサプリメントにも広く使われています。

トクホに指定されているものが紹介されていたので、国立健康・保健栄養研究所『「健康食品」の安全性・有効性情報』にてどのように説明されているか確認してみました。緑茶の製品を検索すると出てくるものの、シクロデキストリンに関する記述はなく、「デキストリン」のページにシクロデキストリンについて簡単な説明があるのみでした。更に調べてみたところ次のようなことがわかりました。

茶カテキンの渋みを抑えるために使われていた。

原材料に 「環状オリゴ糖」とある。

原材料に
環状オリゴ糖」とある。

熊本大学薬学部附属創薬研究センターの公式サイト『世界で一番小さな分子カプセル〜シクロデキストリン〜』という記事で、次のように説明しています(赤文字は当サイトによる)。

茶カテキンは、抗酸化作用・抗菌作用・抗肥満作用を有することが知られていますが、ヘルシア緑茶(花王)には通常のお茶の3~4倍量の茶カテキンが含まれるため、そのままではお茶の渋みが大変強くなります。そこで、シクロデキストリンを添加して、茶カテキン分子を包接することにより、分子レベルの小さなオブラートとして働き、渋味がかなり抑えられています

先ほどの「株式会社シクロケムの公式サイト」でも「マスキング」という言葉で簡単に説明していましたが、ちょっとわかりにくい部分がありました。身近で販売されている製品にどう使われているのかがわかると興味深く感じてしまいますが、実に幅広い使われ方をしているのがわかります。

P&Gの「ファブリーズ」にも使われているのも興味深いです。

シクロデキストリンの粉末

以下の商品は他の記事でも取り上げています。楽天で販売されている「シクロデキストリン」のみを紹介しています。



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